[333]見識とプライド~河口容子~

国際化に立ち向かう日本企業が一番苦手とするのが「契約」。日本人は「信頼関係」を重視するため契約書は単なる形式と勘違いしている人が多く、国際取引では必ず「そんな契約内容とは知らなかった」事件がおこります。契約とは当事者の義務と権利が記されたものです。契約に書いてある義務をきちんと果たさないと権利や利益が減らされることもあります。